物件検索の仕方

不動産におけるインターネット検索システム普及の弊害ですが、ほんの少しの希望条件の違いで、実は本質的に希望条件にマッチする物件を見過ごしている可能性があります。

将来AIの更なる発達、生活への浸透が進めば話は変わって参りますが、コンピュータは命令されたことを確実にこなす「優等生」である一方で、融通を利かせたり経験を元に提案したりする「かしこさ」に欠けます。

少しの賃料差や重要でない設備を細かく指定して検索した結果、優等生のコンピュータは、本質的にぴったりの物件をしっかりと除外して結果を返してしまうのです。

例えば、できればエアコンが付いていて欲しいけれど、なくても物件自体が良ければこだわらないはずなのに、検索の希望条件でエアコン付きで検索して、エアコンが無い以外はその方の希望条件にぴったりの物件が除外されてしまいます。

しっかりと設備情報がデータベースに反映されていればまだしも、そうではないケースもあります。例えば、エアコンが付いているのに情報入力の際に、エアコン付きの入力をしなかった。それにより本当は希望条件を満たした物件なのに除外されてしまう。このようなことも多々起こり得るのです。

当社検索システムでは、このようにお客様にとって実はありがたくない、細かい検索指定項目は極力設けず、基本的に間取別に一覧表示できるようにいたしております。

是非検索する前に、希望条件を書き出し、それに優先順位を付けてみてください。

そうした上で間取別一覧を一通りご覧いただき希望条件と照らし合わせてみる。そうすることにより、もったいない、そして残念な思いをしなくて済みます。

経験上、希望条件はたくさんあっても、それが後悔に結びついてしまうものは、上位3つ程度の希望条件です。

絶対譲れない希望条件と、できれば欲しいという希望条件をしっかり自分自身把握しておくことが大切なのです。

もし、弊社ホームページ掲載物件でご希望に沿う物件がなかったら、是非とも「賃貸imm登録」をしてみてください。弊社では、掲載物件のメンテナンスをこまめに実施し、併せて新入荷物件があれば早急に掲載するよう努めております。

こまめに当社ホームページをチェックいただければ、その都度新入荷物件をご確認いただけるかもしれませんが、皆様お忙しく、そうそうチェックばかりしていられないと思います。また、全ての物件をホームページに掲載することができれば良いのですが、物件によっては掲載できないものも実は多数あるのです。

そこで「賃貸imm登録」機能を是非ご活用いただければと思います。

一度ご登録いただきましたら、当社のデータベースにある全ての物件（ホームページ掲載不可物件含む）とのマッチング、併せて定期的（新入荷物件があったらその都度）にお客様希望条件と物件情報とのマッチングを行い、ご希望に近い物件が見つかり次第、メールにてご案内する無料サービスです。

是非お気軽にご利用くださいますようお願い申し上げます。

それでもご希望物件が見つからない場合は、タイミングが合わないか「ご希望条件が厳しすぎる」可能性が高いと思われます。

例えば、土呂の2LDKのマーケットは、賃料9万円～ですが、それを予算6万円で築浅でシステムキッチンで…といった条件ではなかなか見つからないのも当然かもしれません。

では、どこをどのようにご希望条件を変えれば、満足できる物件が見つかるのでしょうか？

この答えは、簡単には見つかりません。どんなサイトを検索しても答えは出ていません。

そんなときは、是非お気軽にご来店いただきご相談ください。

お客様のご希望をお聞きし、何を重視し何を削れば後悔しない物件が見つかるのかお伝えいたします。

例えば、土呂周辺で“予算8万円”、“2LDK”、“築浅”の物件をお探しの場合、正直見つけるのは厳しいと思います。まず見つからないでしょう。

しかし、ライフスタイルによっては、2LDKの必要性が無いケースも多々ございます。もし、実際には1LDKで十分な場合、予算8万円で築浅の物件が見つかることがあるのです。

このケースの場合、間数よりも築年を重視されているお客様にとっては大変満足のいくお部屋探しにつながります。

本当に2LDKが必要なく1LDKで良いのか、それとも間数は絶対条件にした方が良いのか、これはお客様のお話をお伺いしてみないとお答えできません。

間数重視と思っていたお客様が、私どもの提案から1LDKで十分だとお気づきになる場合もあります。

当然、私どもはライフスタイルや住まい方の提案もさせていただきますが、それもお客様との対話があって初めて可能となるのです。

決して押付でない、お客様が主役のお部屋探しを精一杯お手伝いさせていただきます!!

是非ともお気軽に当社の扉を叩いてみてください!! いくらIT技術が発達しようとも私たち人間は、そして特に不動産業は、FACE to FACEのコミュニケーションが不可欠なのです。