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ご内見からご契約までの流れ

内見からご契約までの流れ

Ⅰ:ご内見時のチェックポイント

ご希望条件の整理が完了し、それにあった物件情報を入手したら、いよいよ「ご内見」です。図面や文字情報、写真等による情報も大切ですが、百聞は一見に如かず、「明解」「わかりやすい」のは実際に物件をご覧いただくことです。

1)間取の確認

図面との相違の有無は?

どの図面、情報を見ても必ず「現況優先」と書かれているはずです。実際の間取や開口部の位置を確認しましょう。

相違が無ければ、図面上で簡易的に家具レイアウトも可能です。実際にはメジャー等で採寸して家具レイアウトしましょう。

もうひとつ大切なのは、広さの体感を覚えておくと、次以降の内見時に参考になります。

2)付帯設備関係の確認

付帯となる設備の作動確認(残置物は故障等の際の修理は、借主負担となります)を行いましょう。

作動させる際は営業マンに一声掛けた方が良いと思います。

3)傷・汚れの確認

血眼になる必要はないですが、目立つものがあれば事前に確認しておきましょう。

写真に残しておくのも良いでしょう。

4)物件周辺の確認

図面や文字情報だけでは決してわからない周辺の環境や日当り、駅からの導線なども確認しましょう。ご内見の後、駅まで歩いてみると良いでしょう。最後に感想を聞かせて下さいね。

ご内見は当然ながらタダ。本当に良い物件が見つかったとき、比較対象が無いままご内見しても決め切れません。できれば比較的気に入った2~3物件をまとめてご内見されるがベストです。

ただ、1日のご内見件数は3件程度にされた方が良いと思います。なぜなら、ご内見いただいた物件の記憶がごちゃごちゃになってしまう可能性が高いからです。むやみやたらにご内見なさらず、図面や情報でご希望に近い物件、親身になってくれる営業マンのお勧め物件等、的を絞ってご内見してみてください。

5)後悔しないために

弊社では、お客様の立場に立ってアドバイスやご提案をさせていただきますが、物件を決める(最終決断)のは、主人公のお客様です。本当に良い物件が見つかったとき(縁とタイミング)は、決断する少しの勇気も必要です。

 

お客様が良いと思う物件は、他のお客様も良いと思う可能性が高いのです。かといって勢いや営業マンの言うがまま決めてしまうのはよくありません。

語弊を恐れず申し上げると、良いと思った物件よりもっと良い物件が出てくる可能性(想い)は永遠に続くのです。ではどのように決断するか。

 

そういうときは、もう一度ご希望条件とお部屋探しの動機を確認してみてください。この物件に決めて満足できるのか。少し乱暴かもしれませんが「後悔しないで済むかどうか」です。

お部屋探しの必然が満たされた物件であれば決断しても良いと思います。

6)最後に

最後に、ご内見は日が昇っているうちに行いましょう。お部屋に照明がない場合もありますし、周辺環境や日当りが確認できない(しづらい)のではご内見の意味合いが薄れてしまいます。

 

ちなみに弊社は、ゆっくりとお時間をかけてご案内させていただくため、完全予約制となっています。事前にご予約をいただき、じっくりとお部屋探しをしていただきたく思っています。なお、ご希望の日時にお席の空きがない場合もございます。ご予約自体、先着順となりますことご理解いただき、別の日程にてご調整させていただくこと、ご容赦くださいませ。

Ⅱ:入居審査申込

さて、緻密な計画と色々な縁やタイミング、少しの勇気で物件が決まりましたら、入居審査のお申込みとなります。

1)入居審査申込前にお見積書を確認

入居審査申込手続の前に必ず初期費用のお見積りをもらうようにしましょう。

弊社では書面を作成し、契約時に必要となる費用と必要書類のご説明及び確認をさせていただきます。

2)入居審査申込とは

ちなみに入居審査とは、入居希望の意思表示を貸主様に対して行い、併せてご入居者様のご年収やご家族構成、ご勤務先等の内容をお伝えし、ご契約・ご入居の了解を得る、いわばお見合いのようなものです。

 

不動産会社指定の入居審査審申込(貸主審査)に加え、昨今は、ご契約にあたり賃貸保証会社のご利用が必須になっておりますため、賃貸保証会社に対しても保証委託の審査申込が必要となります。

物件によっては紙面ではなく電子申込(メールやアプリによる申込)となる場合も増えてきています。

3)その他注意点

また、物件によって賃借条件やご利用いただく賃貸保証会社が異なり、契約条件や必要となる費用、賃貸保証会社毎に初期費用や月々の費用が異なりますので注意しましょう。

必要書類につきましても、お客様の状況(転職中や新卒採用等)や不動産会社、賃貸保証会社によって異なりますため、しっかりと内容を把握した上でご説明、ご案内差し上げております。 なお弊社は、入居審査申込時に預かり金等の金銭をお預かりすることは一切ございません。あくまで仲介業の原則に則り、成功報酬として契約手続完了後に仲介手数料を頂戴することになります。

Ⅲ:契約手続

貸主様による入居審査と賃貸保証会社による保証委託申込審査が承認となりましたら、いよいよ契約手続です。

1)契約前に必ずご内見を

昨今、シャーメゾンをはじめとするハウスメーカー系のサブリース物件は、ご内見前(現入居者様退去前)に申込される方も少なくありません。

弊社では、ご内見前にお申込いただいた方にも、必ずご契約前にご内見いただき、納得いただいた上でご契約の手続をさせていただいております。

2)契約手続の流れ

ご契約手続は、契約手続時に必要となる書類のお預かりからスタートします。

書類に漏れがないようでしたら、宅地建物取引業法で定められた物件の概要やライフライン、賃借条件やその他約定事項等について記をした重要事項説明書のご説明をいたします。最近では民法改正や国土交通省のガイドラインの浸透により少なくなりましたが、トラブルになりやすい原状回復についても書面を用いて分かりやすくご説明いたします。

 

続いて、ご契約に付随する手続(賃貸保証委託契約や家財保険手続など)をご説明の上、進めていきます。

 

ここまで問題がないようでしたら、物件概要、賃借条件、ご契約する上での取り決め事項となる約款等を記載した契約書の読み合わせを行い、署名・捺印にて契約締結となります。

 

その後、初期費用のお支払、書類のお引渡、鍵の引渡しでご契約手続は全て完了となります。

お時間につきましては、約1.5時間から2時間頂戴しております。

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